ランナー膝
ランナー膝(ランナーズニー)は、ランニングによって生じる膝周辺の痛みの総称です。
成長期の子供に関係が深いのは、膝外側の痛み(腸脛靭帯炎)や膝のお皿の裏側の痛み(膝蓋軟骨軟化症)です。
腸脛靭帯炎
腸脛靭帯炎の症状は、膝の外側にある靭帯(腸脛靭帯)と膝の骨の外側(大腿骨外側上顆)との摩擦によって起こります。
炎症としては、膝に体重をかけ時に痛むことが多いです。
足や膝、股関節のバランスを整えたり、運動量を調整したりする必要があります。
初期の状態なら、体の使い方を修正したり、インソールを使用したりして早期競技復帰が可能です。
当院では、インソールの作成も行っています。
オーダーメイドインソールの作成にはご予約が必要です。
ご相談だけでもOKですので、お気軽にお問い合わせください。
膝蓋軟骨軟化症
膝蓋軟骨軟化症の症状は、運動する時や階段の上り下りの時に膝の(お皿の)裏側に痛みを感じます。
例えば、膝を少し曲げた状態でお皿を膝の方向に押し付けながら動かすと痛みを感じます。
(レントゲン検査でもなかなか異常が見つからないケースもあります)
運動量の調節や体の使い方を修正し、太ももの筋肉にかかる負担を軽減するようにします。
しっかり検査を受けることをお勧めします。