「なんだか最近、下半身が太りやすくなった気がする…」
「姿勢が悪くて疲れやすい…」
「周りの人にどこか辛い所がある?と聞かれる」
それ、もしかすると【骨盤のゆがみ】が原因かもしれません。
骨盤は日々のクセによって少しずつゆがんでいきます。
今回は、骨盤のゆがみを引き起こす日常の習慣と、タイプ別の特徴・チェック方法・セルフケアをわかりやすく解説します!
骨盤のゆがみは「日常のクセ」がつくる!
骨盤のゆがみは、特別なケガや事故がなくても、日々の姿勢のとり方や何気ないクセ動作の積み重ねで起こります。
たとえば…
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脚を組むクセ
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片足重心で立つクセ
- 車の運転でひじ掛けに体重をかける
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バッグをいつも同じ肩で持つ
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スマホを見るときに顔が前に出る
こういったクセが、知らないうちに骨盤のバランスを崩し、ゆがみへとつながります。
【タイプ別】骨盤のゆがみ傾向と日常のクセチェック&対策
① 前傾タイプ(反り腰タイプ)
☆こんなクセありませんか?
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ハイヒールをよく履く
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お腹を突き出して立つ(つま先に体重がのる)
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腰を反らせて座る
✷傾向と影響
骨盤が前に倒れ、腰が反っている状態。
太ももの前が張りやすく、下腹が出て見えがち。
腰痛や便秘にもつながります。
☑対策
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太もも前のストレッチ(例:ランジストレッチ)
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腹筋(特に下腹部)の強化
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ドローインやプランクがおすすめ
② 後傾タイプ(猫背型)
☆こんなクセありませんか?
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背もたれにダラっともたれて丸めて座る
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長時間スマホを前のめりで見る
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腰を丸めて寝る
✷傾向と影響
骨盤が後ろに倒れ、猫背気味に。
腹筋が使えず内臓が下がるため、下腹ぽっこりや便秘・冷え性に。
☑対策
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骨盤を立てて座る練習(骨盤立て座り)
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ヒップリフトやスクワットでお尻&背中強化
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深呼吸で肋骨と骨盤の連動を整える
③ 左右傾きタイプ
☆こんなクセありませんか?
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いつも同じ足を上にして脚を組む
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バッグを片側の肩ばかりにかける
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子どもを片側で抱っこする
✷傾向と影響
骨盤が左右どちらかに傾いている状態。
脚の長さが違って見えたり、肩の高さがズレる。
腰痛や膝の違和感の原因にも。
☑対策
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左右バランスを整えるストレッチ(股関節まわり)
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ワンレッグバランス(片足立ち)トレーニング
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荷物を持つ側を日替わりで変える習慣を
④ ねじれタイプ
☆こんなクセありませんか?
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片側の足にばかり体重をかけて立つ
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仕事やスマホ中、体をいつも同じ方向にひねる
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骨盤をねじって座る(足を斜めに投げ出す座り方)
✷傾向と影響
骨盤が左右どちらかにねじれており、背骨や肋骨の位置までズレることも。
肩こり・頭痛・ぽっこりお腹・内臓下垂など多彩な不調の原因に。
☑対策
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骨盤回しやツイスト運動でねじれをリセット
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ストレッチポールなどで体の軸を整える
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座り方・立ち方を常に「左右対称」に意識する
⑤ 開きタイプ
☆こんなクセありませんか?
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あぐらやペタンコ座りをよくする
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膝を外側に開いて座るクセ
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長時間座ることが多い
✷傾向と影響
骨盤が横に開き、お尻が垂れたり、太ももが太く見えたり。
代謝が下がり、下半身太りやセルライトの原因にも。
☑対策
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中殿筋を鍛えるクラムシェルなどの筋トレ
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骨盤底筋の引き締め(骨盤底筋エクササイズ)
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脚を閉じて座る&内ももトレも効果的!
まとめ:骨盤タイプは「クセ」から見抜ける!
骨盤のゆがみは、日常のクセを見直すことで改善できます。
「自分はこのタイプかも?」と感じた方は、今日から少しずつ意識してみてください。
そして、セルフケアだけで難しい場合は、プロの施術やチェックを受けてみるのもおすすめです😊