✅オスグッドと成長痛の違い
オスグッドは、成長期に起こりやすい症状なので一般に成長痛と言われることがありますが、実際は成長痛とオスグッドは違うものになります。
成長痛は、骨が急激に成長し伸びることで、周りの皮膚や靭帯などの組織が引き延ばされて痛む状態のことを言います。
オスグッドの痛みは、太ももの筋肉が膝の下の骨を引っ張ることで炎症が起こり痛む状態のことを指します。
オスグッドの原因は、骨が成長して伸びるから痛いのではありません。
太ももの前の筋肉の使い方が悪いために起こります。
したがって、筋肉の使い過ぎや体の使い方を改善することで、痛みは消え、再発しない状態にもできます。
✅オスグッドの治療
これまでのオスグッドの治療は、いったん運動を休止して安静にすることが一般的でした。
また運動を継続する場合は、オスグッド用のサポーターを付けたり、ストレッチを行ったりして痛みに耐えるしかないというのがほとんどでした。
運動後は、アイシングをするなどして痛みに対処するケースもあったと思います。
運動を休んだ場合でも、症状が軽くなったからといって運動に復帰すると、痛みが再発するケースが多くありました。
これは、原因である太ももの筋肉や周囲の関節の状態を整えていないためです。
そして、体の使い方を修正せず、膝に負担のかかる以前と同じ動き方で運動してしまっているからです。
これからのオスグッド治療は、
◎原因である太ももの筋肉の負荷を減らす
◎そのための体の使い方を身につける
◎毎日のセルフケアで蓄積させない
体の使い方を修正できれば長期間運動を休むことも無く、
再発を予防しながら運動が続けられます。
✅山王接骨院・山王整体院の治療
当院では、痛みを感じるような強いマッサージや、無理なストレッチなどは行いません。
体は痛みや不快な動きや刺激を受けると、瞬間的に体を守ろうとして警戒し、筋肉に力が入り緊張した状態になってしまいます。
オスグッドも、膝の痛みが続くことで筋肉の緊張状態が続き、太ももなどの関係する筋肉は弛みにくい状態のままになっています。
そこに、さらに痛みを感じさせるような施術(マッサージやストレッチ)を行ってしまうと、緊張状態は弛むどころかむしろさらに強い防御反応が起こってしまいます。
このような悪循環が起こると、ちょっと動くだけで強い痛みを感じる様になり、なかなか改善しません。
したがって、山王接骨院・山王整体院ではやさしくソフトな施術を行い、膝の関係する筋肉をリラックスさせ柔らかくします。
筋肉がリラックスすると血流も良くなるので、体がもつ本来の回復力が充分に機能し好循環になります。 そうすることで痛みを早期に軽減させることが出来るのです。
さらに、体の使い方を修正し、膝に負担のかからない動き方を習得してもらいます。
できるだけ筋肉が緊張しすぎないような動作を習得しもらうので、再発予防にもなります。
当院では、平均3回程度で痛みを取り除き、競技に復帰していただいています。
症状が改善しても自宅で行うエクササイズを継続していただき、運動後のメンテナンスと再発予防を可能にしています。
無料相談も受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。